作業着の汚れは、仕事をしている証だと思ってたけど、そうでもない。

高校生の時は、学校に行きながら、部活もしながら、アルバイトしながらと、毎日忙しい日々を過ごしていました。
勉強より、部活より、お金をもらえるアルバイトを一番に優先していたと思います。
その頃やっていたバイトは、レストランの皿洗いからスタート。
同じ部活の先輩が紹介してくれて、先輩も一緒にやっていて、とても楽しいバイトでした。
時給その頃で570円スタート。
ただの皿洗いでしたが、いろいろ工夫して、楽しくバイトをしてました。
厨房での作業の為、作業着はコックスーツ。かっこいいものではありませんでしたが、白で、清潔感のある、シンプルなものでした。

皿洗いとはいえ過酷で、休みの日には、皿がさばけないくらい大量に流れてきて、1人で対応していたので、頭を使わないと食器もたまる一方で、あわあわしながら毎日こなしていました。
水仕事の為、コックスーツも、びしょ濡れで、油汚れなどもひどく、仕事をしたな?と言う感じて達成感はありました。

しばらくして、皿洗いも慣れてきたところで、今度は作る方を任されました。
パートさんが、仕込みをしてくれて小分けにしたものを、炒めたり、あげたり、盛り付けたり。と、簡単な作業もありましたが、1から味付けをしながら、作る責任重大なものも、作る楽しみを味わいながら、激混みのオーダーをこなす感じが楽しく、コックスーツの汚れも、皿洗いの時よりひどく、それを見るたびに、いろいろできるようになった、レベルアップした感と、仕事の達成感を味わっていました。
ひどく汚れたコックスーツは、毎日業者の人がクリーニングして油汚れもしっかり染み抜きした物をもってきてくれるので、いつも白いものを着て気持ち良くバイトできました。その時は当たり前だとおもってましたが、毎日綺麗なコックスーツで仕事ができることは、とてもありがたいことだな?と、後から感じました。業者の方に感謝でした。

バイト頑張ってる感をいつも感じながら、高校3年間続けられたので、勉強してるより、部活してるより、バイトの充実感はすごく強かったと思います。

高校生活も終わり、美容師を目指して上京しました。
美容師の専門学校に行きながら生活費を稼がなくてはいけない為、何かバイトを?と、思った時に、友人の勧めで、回転寿司でバイトを始めました。
学校終わってからの数時間でしたが、裏で作って回すだけの単純作業でしたので、簡単な仕事でした。
作業着はというと、高校の時にバイトしていたのと同じコックスーツ。しかし、油も使わない業者のため汚れはほとんどなく、綺麗な状態でいつも仕事ができました。
飲食店の割には、あまり汚れもなく、裏側も比較的綺麗だったので、お店としては、清潔感もあり、とてもよい職場でした。

回転寿司のバイトも数ヶ月で終わりになり、すぐに美容室に就職になりました。
最初は、インターンというポジションで、資格を持っていない状態で働かせてもらう、見習いの下という感じでした。
その時の制服は、白いポロシャツに、紺色のスラックスという、明らかに見て見習いという感じのスタイルでした。
美容師は、シャンプーや、ヘアカラー、パーマなど、水仕事の他に、薬剤も使うので、跳ねて洋服につくことも良くありました。

インターンで慣れない自分は白いポロシャツに色をつけてはいけないと、エプロンをして施術をしたことがありました。
すると、先輩に「エプロンをするのは良いけど、逆にエプロンをしてることの安心から、カラー剤を飛ばしたり、パーマ液を飛ばしたりするので、綺麗な仕事ができないよ。」
ということを教えてもらいました。
最初は、汚れる方が良くないと思ってしてたエプロンでしたが、それで仕事が雑になるのを気にしたのと、エプロン姿は美容師としてカッコ悪い。それを伝えたかったのだと後で気づきました。

それからというもの、エプロンもせず、綺麗な仕事を心がけるよう、カラー剤も飛ばさず、良い仕事ができるようになりました。

今でも、かっこよく、綺麗な仕事ができるよう、エプロンをかけずやっております。
今は作業着ではありませんが、汚れは仕事の勲章の場合もありますが、職種によっては、汚れはNGで、綺麗に仕事をすることも大事なことだと気付かされました。